見えない世界に、あなたの力を明け渡さないでいい（前世・過去世に興味がある方に）

前世療法を受けたい、興味がある！

とおっしゃる方の中には

前世占いや前世リーディングを体験されたことのある方も

割といらっしゃって、

こんな風にお話しくださる方もいます。

「あなたのお母さんは前世であなたの子どもだった。

今世でもあなたに甘えたがるのはそのせい。

親子逆転になっているのはカルマだ（だから仕方ない）と言われた」

とか

「あなたは前世で人にひどい仕打ちをしたから

今世ではひどい仕打ちをし返されている（だから傷つく経験も我慢せよ）と言われた」

とか

「あなたは前世で魔女だった。

魔女狩りに遭ったから、目立つのが怖い。

（だから人が怖いのはしょうがない）と言われた」

などなど。

前世占いやリーディングって、

自分の知らない自分を知ることができるようで、

楽しいじゃないですか。

だからそれそのものを否定するつもりはまったくありません。

見えない世界にアクセスするのは、前世療法も同じですし。

「前世」「過去生」というものを知ること自体に良いも悪いもない。

でも、もし

見えない世界の内容を

「今こういう状況なのは過去生のカルマなんだから仕方ない、ガマンするしかない」

と認識して

今世あなたが生きている「あなたの人生」をどこか諦めたり、

「我慢して苦痛に耐えしのぶのが学びなんだ…」

なんて感じて心が重くなるのなら

そのようにとらえる必要はまったくない、とわたしは思う派です。

今の大切なあなたのいのちの時間は、

過去生の罪滅ぼしや

過去生の痛みの余波を耐える時間なんかじゃ、決してありません。

過去生がどんなものであろうと

今世を諦める必要なんか、まったくない。

辛い環境にいる自分自身を「しかたない」と納得させるために

過去生という見えないものを使う必要はないんです。

もし、

過去生からのカルマで今しんどい状況があるということを受け入れるなら、

「その設定を選んで生まれた私は、

どういう方向に向けて自分を成長させようとしてるか」

「その状況から、どんな風に自分を、人生を愛していこうとしてるか」

と自分に問いかけ

自分の人生を幸せに創っていくためのかけらのひとつとしての

「今のこの状況」

「今のこの自分」

があるととらえて、そこから先を描く力を取りもどすほうが

今世のあなたのいのちをより大切に思えるんじゃないかな、と

わたしは思うんですよね。

これって、

「ステキな過去生」を占いなどで告げられた場合も同じです。

自分にとって、

好ましい過去生だと占いやリーディングでいわれたらきっと嬉しい。

それは当然のことです。

でもそのルーツを

「こんなに特別な過去生があったから、今の私も他の人より特別にスゴい☆」と、

自己肯定感の低さを埋めるためや

「自分は特別、他人は特別じゃない」という優越感に使ってしまったら

現実に根付かない、

いわゆる「ふわスピ（ふわふわ足元がおぼつかないスピリチュアル）」になってしまいます。

一時的な高揚感はあるかもしれなけど、

過去生に今世のあなた自身の力を明け渡している

（つまり、過去生の方が今世より力をもっていてその衣を借りる感じ）

ので

結果的に本来発揮できるはずの「自分を幸せにする力」を

失ってしまうことになる。

その捉え方は

「過去生がこんなだから我慢せよ」というものと

「力の明け渡し」という意味で同列なのかもしれません。

前世療法って怪しい、という考えは

もしかしたらそんな風に

現実の心のすき間にまやかしを植えてしまいがちな危うさを指して

言われているのかもしれませんね。

見えない領域の世界は、たしかにそんな側面がありますもんね。

でも

どうせその可能性に満ちたツールを使うのならば。

その側面じゃない側面に、光を当てたい。

今の力を失ったり明け渡したりせず、

現実の生き方の意図や方向性を生みだすために

「前世」「過去生」を生かせば

それはあやうさから

具体的な豊かさを生み出すためのものに変わります。

前世療法って、

ただ「過去生はなんだったか」を

知るために使えるものじゃありません。

せっかく過去世にアクセスするなら、

前世療法を行うなら。

今生きてる今世の自分の生き方を

より豊かにするきっかけとして使いたい、とわたしは思ってます。

前世療法は東京八王子の女性専用サロンでおこなっています

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