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帰省ブルーとは?ゆううつをやわらげるためのヒント

  • 執筆者の写真: Aarteeni
    Aarteeni
  • 7月29日
  • 読了時間: 4分

もうすぐお盆休み。


「長期休みで自分の実家に帰るのがなんだかゆううつ」

「義理の実家で気を遣って疲れる」

「せっかくの休みなのに、ストレスたまる」


そんな方も多いかも。


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そもそも帰省ブルーとは?


年末年始やお盆休み、ゴールデンウイークなどの

長期休みに実家・義理の実家に帰省する際に

気が重くなったり、憂鬱な気分になったり、

ストレスを感じることをそう表現します。




じゃあやめれば?とはいかないのがツライ


ストレスを感じるのだから、

やめてしまおう!と思えてそうできる人なら、きっと悩まないでしょう。



「行かないならいかないで申し訳ない、罪悪感」

「親も高齢で、あと何年こんな時間が持てるのか…」

「子どもが喜ぶから、しかたない…」

「憂鬱だけど、親孝行したい気持ちも本当だ」



もしかしたら帰省ブルーになりやすい方は

相手への思いやりや優しさ、

家族を思う気持ちを大事にしたい方かももしれません。


だからこそ、

「じゃあ行かない!」って割り切れずに

そんな風に葛藤してしまうかもしれませんね。




「行くor行かない」以外の選択肢を選んでいいい

特にアダルトチルドレン傾向がある方にとって

「親(家族・親戚)とどう関わるか」はとても繊細なテーマ。


「もう行くのやめる!」

「今まで通りガマンして乗り切る!」


そのどちらもなんだかしんどいなら、

自分にとってちょうどよい着地点を丁寧に探してあげるのも

自分を大事にする道のひとつです。




例えば…

・実家に泊まっていたのをホテル泊にしてみる

・外で会食をして解散する

・オンラインで顔を見ながら話すのみにする

・たくさんお土産を買っていたのを少し減らす

・義理の実家には、夫と子どもだけ行ってもらう

・話したくない会話のテーマには加わらない

・話したくない話題(結婚は?子どもは?将来は?等)

に触れられたらやんわり拒否したり境界線を引く


そんなふうに時間や話題の範囲を自分で選んでいい、と

自分に許可をだしたら、どんな気分になりますか。



もし、

「少し気がラクになる」「ほっとする」など

いい感覚がわくなら、

それはあなた自身を守れたサインかもしれません。


逆に

「ああしなきゃいけない」と考えた時に

どっと疲れるような気が重いような感覚がするなら

それは


「今の自分に合っていないよ」という

自分からのサインかもしれません。




親の顔色より、その場の空気より、「自分の在り方」を軸に

子どもの頃から、

親の気持ちを汲んで

「気の遣える優しい子」

「期待通りの子」

でいようとがんばっていたり


空気を読んでみんなを楽しませようとしたり


「みんながよいように」

「嫌な空気にならないように」と

調整役・橋渡し役をして来られた方は


もうその気の使い方や行動の仕方が

「自分そのもの」のようになっていることもあります。


なぜなら、

そうすることがあなたを守り生かしてきた大事なやり方だったから。



けれども、


正直ちょっと気が重い…

なんだかストレスだ…


という感覚が湧く「帰省ブルー」をキャッチできたなら


「本当はわたしはどうしたいのかな?」

と自分に問い、

立ち止まり、


もっと自分らしい選択が可能になるチャンスかもしれません。




帰省ブルーは、自分にかえるチャンス

親や親戚と、ほどよい距離をみつけて選択することは

独身・既婚などにかかわらず

「自分を守る力」を育てることにもつながります。


自分を守るって、

親を裏切ることでも、冷たい人間になることでもありません。


子どものころに身につけた

「家族や周りを守るためのパターン」から

いま一歩進んで、


自分を大事にして

「本来の自分に還っていくための道」を選ぶことです。



一度でかんぺきな選択肢を選べなくてもいいんです。

ちょうどいい距離感を、試行錯誤しながら

探して行けるといいですよね。



自分の実家や義理の実家との付き合いで悩む、

アダルトチルドレン傾向のある自分を

もっとラクにしてあげたい、などの際も




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