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機能不全家族で育った人が「役割」をやめられない理由(大人になってからもしんどいのは何故?)

  • 執筆者の写真: Aarteeni
    Aarteeni
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:18 時間前



この記事は


・家族の中で「しっかり者」「がんばり屋」だった

・元ヤングケアラーだったかもしれない

・自分を後回しにしてしまう癖がある

・自分の気持ちや好きなことがわからない

・アダルトチルドレンの生きづらさがある


といった人に向けて書いています。



1.機能不全家族の中で子どもは「役割」を生きてしまいがち


インナーチャイルドという言葉に興味を持たれる方の中には


機能不全家族の中で子ども時代を過ごした、

自分はアダルトチルドレンかもしれない、


という方も多くいらっしゃいます。



暴力をうけたり、

親子の役割の逆転、

情緒的なサポートの欠如、

過干渉あるいはネグレクト、

家族内の対立に巻き込まれたり

親の依存症や精神疾患による境界線の混乱などなど


事情は人によりさまざまであっても



安心して大人から愛情をうけ

「自分自身」を受け止めてもらうことが

難しい環境だったなあ…、と


振り返る方もいらっしゃるかもしれません。




そのように


家族や親の機能が健全に働いていない環境では


子どもはその環境を生きのびるために

無意識に機能不全をおぎなおうとすることがあります。



つまり


親の暴力の受け止め役や


親の感情のケア役


大人同士の対立の仲裁やなぐさめ役、


あるいは刺激をしないようにいい子でいる役を担ったり


きょうだいや介護の必要な家族を大人同様にケアしたりする(ヤングケアラーになる)ことで


家族が崩壊してしまわないように

子どもながらに、

バランスを取る役割を背負ってしまうことがあるのです。





2.「役割」は子ども時代の最善の策だった



ここまではっきりとした役割ではなくとも


親の満たされない気持ちや未熟さ(不安、自己不全感など)を代わりに受け止めて



・望まれる言動をする

(良い成績をとる、親の希望を叶える進路に進む、しっかり者でいるなど)


・笑わせたり場を和ませる


・機嫌が悪い理由を先回りで察する


・不満や愚痴、本音を飲み込む

(迷惑をかけない存在でいる)


・いつまでもケアの必要な人として存在する

(ケアすることが存在価値になっている人のケア対象となり、共依存となる)


・父あるいは母(祖母・祖父)に対する愚痴や汚言を聴いてあげる、


・親の信仰を親のために信じてあげる…、



なんてことをしてきた人も

多いかもしれません。



それは


その環境を生きのびるための最善の生存戦略であったでしょう。


だからその選択をしたことは決して間違いではありません。



けれども


本来であれば


満たされない気持ちを持つ大人は

大人に相談したり

自分自身で解消したりしてほしいもの。



それを子どもが担わざるをえなかったことは

しんどいことだったかもしれません。


たとえ、当時は

「それが当たりまえだ」

「別につらくなんかない」

と感じていたとしても。




3.「役割」を降りられないあなたに知ってほしいこと



当時はそれが当たり前で

とくにしんどさを感じていなかったとしても

大人になってから

その「重さ」を認識することはよくあります。



そんな不全を埋める「役割」を

長年担ってきたことで


「自分自身を見失ってしまった」

「自分軸がわからなくなってしまった」

「いつも他人がどう思うかが気になってしまう」

「何が好きか、何をしたいかがよくわからなくなった」


という思いを抱えてしまっている方も少なくないでしょう。



けれども、

どうしたらいいのかわからない。

これまで生きてきた役割以外の生き方は、怖い。


そう思うのは当然です。



誰かを助ける

誰かのお世話をする

空気を読んでガマンする

評価のため(だけ)にがんばる

あなたが責任をもって場を和ませる



そのような生き方は、これまであなたを安全に生かしてきたのですから。

その優しさや共感力や努力できる力は

あなたの長所にもなりうる素敵な点です。



けれども



その心の根っこのほうに


「役に立たない自分には価値がない」

「誰かを支えることが存在価値」

「常に相手に合わせ、気持ちを受け止めないといけない」


といったような

時に自分を苦しめてしまう信念が

もしかしたらあるかもしれない。



その結果として


慢性疲労感

人間関係のしんどさ

自己肯定感の低さ、自信のなさ

罪悪感や無価値観


などを抱える事もあるかもしれない。



これまであなたを生かしてきた「役割の生き方」が

人生のフェーズが変化することで

「しんどい生き方」になっている気がするなら


そろそろ手放す時期に入っているかもしれません。




4.アダルトチルドレンからの回復のカギは自分とつながり直すこと



当然ながらあなたの人生の主導権はあなたにあります。


けれども

感性の柔らかな子ども時代に

「役割」を生きて来ざるをえなかったことで


あなたの存在価値を

「役に立つこと」などに代表されるような

外側からの評価や誰かからの承認に

預けてしまったかも…と感じるなら



本当に望む生き方を

自分に望ませてあげることを


少しずつ、自分に許可してあげてもいいかもしれませんね。




これまでの自分を正当に振り返って


労わるべきことを労わり、

本当の気持ちを大人のあなた自身が受け止める。

心から望むことはなにか、内側に耳を澄ましてみる。


そうして自分の内側とつながりを取りもどしていくと

「自分はこれでよい」という

肯定感を取りもどすことができ、


もう必要がなくなった「役割」を

無理なく手放していけるかもしれません。



これからどうしていきたいかを自分に問うことは

今のあなたならもう、できることだと

私は思います。




子どもながらに、


家族を助けよう、

お父さんやお母さんの役に立てるように、

と相手を思いやり

何が必要かを察してきた人は


感受性や優しさ、洞察力のある方が多いもの。


その生きる力を

今は自分のために使ってあげるのも

いいかもしれませんね。




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