top of page
  • 執筆者の写真Aarteeni

「嫌いなままでいいから愛する」をおすすめするワケ(自分を好きになる方法)

そもそも、自分を好きになる努力っている?



「自分を好きになろう」って

いろんなところで聞くフレーズですが

これをどんなふうに受け止めますかね。




わたし自身は、


「うーん、好きになれるに越したことはないけど、

すぐにはなれないこともあるよね~」


と思ってます。




自分のことを好きか、と聞かれると


「うーん、どうかなあ~まあ、結構いいやつかな」


って感じが

今のところの正直な感覚です。




「自分大好きです♡」と心から言える人が

うらやましくもある。




わたし自身がこんななので

「自分を好きなる努力をしましょう」とは

クライアントさんに

お伝えしたことがないです。

(だいたい、好きになる努力っているのかなと思うタイプ)




でもそのかわり、



自分を大事に扱って、

今までのこと、今のことを理解して、

いたわって、

コミュニケーションをとって、

できるだけ望みを叶えてあげる、



つまり


「好みと関係なく、

その唯一の心身を愛そうとする」


という方向でお話したり

セラピーをしたりしています。



自分をいたわる時間

手をかけてあげると、大事に思える



昔、上に書いたことの

真逆をしていたわたし。




自分自身(心身)をあたま(思考)で

粗末に扱い、

あたまの理想を押し付け、

とにかく外側に適応するよう頑張らせ、



弱音本音は完全無視し続けた結果

数年間、

心身を完全ストライキ状態に入らせてしまいました。




つまりうつ病です。

noteに書いたように

最終的には「ギフトだったな」と思っていますが


それはプロセスを経たから言えること。




その渦中は

動けずにいて、

つらく悲しい思いばかりする、

自分がとても嫌でした。



嫌だったけど

苦しい思いをするのももう御免だった。



なので

思考の強烈な支配に対して

ストライキを起こしている心身のいうことに

従うしかなかったんです。




「これならまあ、やってもいい」

「これならやってみたい」と


小さく言ってくれるものから叶え



その望みを糸を伝っていくようにたどり



人の手をかりながら自分の声に耳を傾けていったのが

今につながっています。





そこに

自分が好きとか嫌いとか、

そんな好みの余地は一切なく


ただ


「つらいのイヤ、ラクになりたい」

「もっと幸せな人生を送りたい」

「この心身を生かしていきたい」


という思いがあっただけ。




そのために

ストライキを起こしている心身の声を

半ばしかたなく聴き続けているうちに

愛着がわくようになっていったんです。




植物とか、動物に

手間をかけたらかけただけ


じんわりと


「もっと大事にしよう」

「成長を見届けよう」

「どんなこと思っているのかな」

「要望はなにかな」


と優しい意識が湧くじゃないですか。


あんな感じです。


自分の心身も、自然の一部ですからね。




意識を向けると

いいところも見えるし

「うわあ」と思うイヤなところも見える。


でも、


それをまるごと

「まあ、そうだよね」と


受容できるくらいの信頼関係が


徐々に徐々に、

時間をかけて育っていった感じです。


自分をいたわる時間


自己受容で、自分に信頼される自分になる


自分を好きになるために

いいところを見つけよう、

それを褒めよう、

とするのも


もちろんいいし


それが功を奏す場合もあるんですけど




思考(特に自己否定のジャッジ)の介在が

強い場合は


「あんたにいいところなんかない」

「あったとしても、ほんの少ししかない」


と思考が判断し(それは真実ではないのですが)



心身が余計に落ち込んで弱り、

かえって

思考の支配力を強める場合もあるなあ

と感じています。




そうであれば



思考で「好き」を探そうとがんばるより

とにかく、



ただ


「どうしたいの」

「何を思ってるの」


と心身の声に耳を傾け続ける。




最初はたとえ仕方なくでも

思考がそれをジャッジなく

「そうだね」と認め続ける。


望みもまず聴き、

叶えられる範囲で叶えてあげる。




そうすることで

心身のほうが思考に対して


「この思考はわたしのことを認めてくれる」

「話も聞いてくれて、望みも叶えてくれる」

「なんか、いいヤツじゃん」


と思ってくれるという訳なんです。




そう、


思考の側が心身を

「お前のこと好き」

「嫌い」と

傲慢にジャッジするというより


心身が、思考に信頼を寄せていく




つまり



心身が主導権を握って

思考がそれを大事に扱う


自分のことを信じられるようになりやすく



そのことが自分らしく

生きられることにつながる

(自分のことを好きになったりすることもある)



そんなふうにわたしは思うんですね。





これって


心身=(潜在意識)=インナーチャイルド

思考=(顕在意識)=インナーペアレント


の話でもあるので



インナーチャイルドを癒すところから

自分を好きになる、愛するということを

スタートするのもとてもおすすめです。




自分を愛することで


自分の生まれもった才能や

その方らしさ、すばらしさが

自分にジャッジされてつぶされることなく

のびのびとこの世に顕現したら


ほんとうにステキじゃないですかね。




そんなお手伝いの一端を担えたら

とても幸せだとわたしは思っています。




もっと自分を愛したい方はこちら


セラピー・セッションは

東京八王子の女性専用サロンにて。

bottom of page