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  • 執筆者の写真Aarteeni

外界がどうあっても、安心は自分で創れる(セルフイメージ療法)

連日、いろんなニュースが飛び込んできますね。


不安になったり、


心を痛めたりすることもあるでしょう。 



特に感情や感覚のセンサーが敏感な方、


HSPやエンパスといわれる要素のある方は


様々な刺激を避ける工夫をしつつ、


何とか心身を守って過ごしています・・・


という方もいらっしゃるかもしれません。



このご時世、


ただただ心身健やかに過ごすだけでもすばらしい。


生きてるだけで、100点満点、


ですよねえ。






不安な気持ちって 


生命を守るためにも大事な感情ですので 


感じるのが悪いわけでは決してありません。



それがあるからこそ、


備えたり


逃げたり


種として生き延びてこられたわけですしね。



なので


「ああ、今不安を感じているな~」


「不安にもなるよね~」


「何が、不安なのかな~」



一切のダメ出しなく自分に共感することを


まずはお勧めしてます。



場合によっては



過去に感じた不安の分も「盛って」感じていたり


どうも自分のパターンとして


いつもこういう時不安だなあ、


それはしんどいなあ、


と感じることがあれば


インナーチャイルドを癒すのもいいと思います。

 




そんなふうに不安な気持ちを大切に扱ってもなお


イマイチ気分が落ち込んじゃうなあという時は


「外界がどうあっても


自分には、自分を安心させる力がある」


ということを


思い出すチャンスかもしれません。 





不安なときって、


どんどん悪い方に考えちゃって


そのエネルギーに流されてしまうこともあるんですよね。



わたしもずーっとそんなタイプで、


子どものころは


「不安だからこそ、最悪なシナリオを考えて


心のダメージを少なくしよう」


と考えていました。



常に


最悪of最悪の超大作を


脳内で、


秒で、


繰り広げるのが特技!笑




その想像力を


対策を練るために使うなら


自分を守ることになりますけど、



ただただ不安に飲み込まれるがままにしていたので


心は疲弊していってましたね。


飲み込まれていると、気づきませんよね。。。




そんなたくましい想像力があるなら、


よい人生を創造するために使いたいものですよね。


今では、そんな風に思います。 






さて。



外側で起きている現象に心が持っていかれ、


不安でいっぱいになっているとき 


心の中の気持ちを


「花束」「ブーケ」で


イメージしてみるのもおすすめです。




心の中にあるさまざまな気持ち、 


たとえば 



たのしい、


うれしい、


感謝、


悲しい、


不安、


怒り…などなどが


それぞれ色をもった様々なお花だとしたら。



うれしい時は


うれしいお花でいっぱいなブーケ、







こわいけど


楽しみで緊張するな!


みたいな時は


それぞれの感情の種類のぶんだけ、


カラフルなブーケが心に存在するとしましょう。





もし今


不安なことばかり考えて


不安100%、


不安妄想炸裂の心の中だったら 



不安なトーンの、


不安一色のブーケになっているでしょう。 









今、


どんなブーケが心の中にありますか。


感じてみましょう。 





それを胸に抱えたいときもあるでしょう。




でも


「いや、もういいや、


明るい気持ちで過ごしたい」と思った時は


そのブーケの中の不安色のお花を


1本だけ、


安心のお花に替えましょう。





どんな安心でもいいんです。



「今、息が深々と吸える」


「今、雨風しのげる家にいるな」


「好きな服を着てるな」みたいな。 




「えっ当たり前でしょ」


と思うようなことでも、


実際なくなったら大変です。



基本的な、安心感のひとつです。



その安心を見くびらず、


それをひとつ感じた時に


どんな体感が生まれるか、感じてみましょう。





1ミリだけでも、


ほっと身体が緩んだり、


呼吸がしやすくなるのを感じられるかもしれません。 





ほっと緩んだことを感じられたら、


自分で安心をつくれた証拠。 




外側は何も変わってなくても、


自分の力で、


自分を安心させてあげられたのです。



素晴らしい力ですよね!





それがわかったら


もうひとつ、


「不安」の花を「安心」の花に替えましょう。 




安心を体感したことで、


不思議なことに


もう少したくさんの安心を見つけることができるのに


気づくと思います。



まるで、


階段をあがったら違う景色が見えるように。 




どんな安心でもいいのです。



「今この瞬間は、問題は起きてないな」


「今までだって、私はいろいろ乗り越えてきたな」


「今こうして、気持ちを切り替えられているな」


「不安な気持ちも、自分だけは受け止めてあげている」


「友達もきっと同じ思いを持ってる」


「何か起きても、成長につなげていけるから大丈夫」などなど 




そんな風に、


脳が安心を探そうとすればするほど


安心はたくさんあるのに気がつき



安心にフォーカスすればするほど 


心は安定感を増していきます。 




そして安定感が増していけば



「ちょっと散歩に行こうかな」


「掃除でもしようかな」なんて



次の一歩が踏み出しやすくなり 



いざという時にも


自分なりの最善のパフォーマンスを


発揮しやすくなります。



その自分がさらに


自分に安心を提供できるかもしれません。 





不安を手放そう、


感じないでおこう、


ポジティブになろう!


とがんばっても難しいなら 


「違う気持ちにひとつずつ置きかえる」と


結構スムーズにいくことが多いもの。


全部置き換えなくても


ちょうどいいところでいいんです。



無理やり感が少なくて、おすすめです。





いきなり魔法のようにガラッと変えられなくても、


安心を感じる筋力を鍛えるように 


地道に


階段を上っていくと


それは確かな実感として力になっていく。 




確かな自分の力は


体感を伴った自信になります。 



それがまた、


安心につながっていくかもしれません。 


その力が、あなたにはあるんですよね。 



今、この瞬間、


どんなブーケを胸に抱えたいか、


それを自分に聴いてみてくださいね。





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