その「現象」は何を伝えているのか(身体の声を聴く方法)
8月のメルマガの一部を
若干修正してnoteにシェアしました。
(メルマガは、
近年セッションを受けてくださった方に
お送りしています!)
にきびは未消化の感情のあらわれだった
この中で
わたしのしつこいにきびは
「怒りと未消化の感情の噴出」
であったと書きました。
(すべての人のにきびがそうであるわけではないです)
なんでそう感じたかというと
30代の頃、
カウンセリングやらセラピーやらを
受け続け
集中して自分の感情を解放していたら
自分の中のエネルギーの「滞り」が
徐々に徐々にほどけていくのを実感し
それとともに
にきびのできる頻度が減り
やがて消えていったから。
(こちらの方も
亡きお父様への感情の昇華が
お身体の改善につながった例です。
それよりもっと若い頃にも
漢方や
鍼治療を受けたり
食生活を見直すことで
一次的に軽減する傾向があるのはわかっていたので
「なんか体内の流れが良くないんだろうな」
と思ってはいたんですよね。
でも、
がっつり取り組むのをなんとなくさけていた。
月日がたち、
別件で心に向き合うチャンスがめぐり、
心の面の抑圧を取って
感情の流れをよくしたら
にきびまで治った、というのは
偶然そうなったとはいえ
心の奥底ではやっぱり
「どうにかしたい」と思い続けていたからかもしれず
ありがたい流れだったなあ、
と思います。
リズ・ブルボーのスピリチュアル的にきびの解釈
身体の症状がなにを発しているのか、
どんな意味をもってそこにそれがあらわれているのか。
それをスピリチュアル的に解釈した有名な本に
『自分を愛して!』リズ・ブルボー著
がありますよね。
リズ・ブルボーは『からだの声を聴きなさい』の著者。
『自分を愛して!』のほうは
辞書のようなかたちをとり
からだの症状の意味を
肉体・感情・精神・スピリチュアルの面から
解説しています。
ちなみに「にきび」の説明はこちら。
「ニキビは、
あなたが抑圧した心の傷からあなたを解放するために
あなたの身体が使っている手段の可能性があります。
あなたはもうこれ以上、心の傷を抑圧し続けることが出来ないのです。
心の傷を抑圧するには、ものすごくたくさんのエネルギーを必要とします。
「もっと自分を尊重し、自分の内にある美しさを認めてください」と
身体があなたにいっているのではないでしょうか。」
(『自分を愛して!』より)
今振り返ると、
あたってます。
でも、
にきび全盛期のときに
これを読んでも
「あーそうか・・・」
と理解して、
それきり何もできないかもしれません。
(だからこそ「抑圧」という。)
身体の声を聴くってどういうこと?
自分の「身体の声を聴く」ことって、
「そういう情報を取り入れて理解する」こととは
別のことです。
情報をヒントとして取り入れるのは楽しいけど
自分の身体の声は、
自分に聴かないと
本当にはわからないものだと
わたしは思います。
あなたがいま本当はどんなことを思っているのか
その本音は
あなた以外に誰もわからないのと同じです。
その本音が、
自分でもよくわからないんだよ・・・
そういう方も
いらっしゃるかもしれません。
それは、決してダメなことではなく
そうならざるを得なかった背景が
きっとあるのでしょう。
ではもし、
その本音を内側に抱えるかわりに
なんらかの現象(症状)を
身体が外側に出してくれているとしたら。
まさに「身体をはって」
なにかを訴えかけているとしたら。
その現象(症状)の「言い分」を
わかってあげることが
もっと自分を大事にすることになるのではないでしょうか。
自分で身体の声を聴く方法のヒント
身体の声を自分で聴くやり方のヒントは
いろんな知識や情報は
いったん脇において
あたまで分析せずに、
内側の感覚に意識をむけること。
「それ」がもし話すとしたら?
って、
ちょっと不思議な感じの質問をし
心をやわらかくオープンに
内側に開くことです。
普段思考を使いがちなわたしたち現代人は
「肉体が話すわけないでしょ」と
ジャッジしがちかもしれません。
わたしも思考に偏りがちなので、
その気持ちも大変よくわかるつもりです。
もし一人では難しいようなら
「お身体と対話療法」がおすすめ。
思考をゆるめ
潜在意識にアクセスした状態で
一緒に身体のメッセージをさぐることができます。
からだの気になる現象(症状)って
できればあってほしくないし
早めに消えてほしいものですよね。
でも
それはあなたを苦しめる「敵」ではないのかもしれない。
ならば、
「対話」して「言い分」を聴いて
平和的な心と身体で
過ごしたいものですよね。
※お身体の気になる症状がある方は
医療機関を受診されることをまずおすすめしています。
Comments