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  • 執筆者の写真Aarteeni

心の中のパワハラ上司を、ホワイト上司に(自己否定が止まらない人に)




「いつも心にホワイト上司を」


 


そんな言葉、


以前本か何かで見たなーと思った先日、


Twitterにこんな投稿を。





(出典見つけました!汐街コナさんのこちらのマイナビの記事) 




「ねえ、なんでできないの?」


「みんなちゃんとしてるのに」


「こんなんじゃダメでしょ」


「もっとやればいいのに」


「バカにされるよ」


「きっとうまくいかないよ」


「どうせ、あなたなんかこの程度」


「幸せになれるはずないよ」 




・・・・ って、


心の中で、


自分自身に向けて


いつもいつもささやいたり


冷ややかな目を向けてきたり


無言の圧をかけてくる存在。




もし


会社でそんなことされたら


「ブラック上司」


「パワハラ上司」


といわれそうな、つらい、嫌なことを




自分に対しては何言ったって、


どんな態度だっていいでしょ、


といわんばかりに



「だって事実でしょ」


「あなたのためにいってるんだけど」


と正当化して


四六時中見張ってくる・・・・  




それが「心の中のパワハラ上司(=厳しい「思考」)」。 



そんな存在、いませんか。


(わたしはいましたよ!)


(そして今も、うっかりすると出てくる!!)





それに対して


「心の中のホワイト上司(=優しい、愛ある思考)」は


いつも、


どんなときも、


あなたの味方。 




「いつも、よくやってるよね~」


「今日も働いてくれて、ありがとうね」


「あなたのその気持ち、すごくわかるよ」


「失敗してもいいよ、一緒にやっていこうよ」


「なにがあってもあなたなら大丈夫」


「なにをしてても、素敵だよ」


「疲れたよね?少し休もうよ!」




なーーんて、


いつもあなたを認め、


褒めて、


いたわって、


なんなら無条件の愛でみつめてくれる!




そんな「ホワイト上司」が心の中にいたら、


いつも安心して自然体で過ごせるし、


パフォーマンスも、きっとあがりそうですね。 





それなのに。




そっちがいいとわかっているのに、


自分の中にいる「パワハラ上司(=厳しい思考)」は


ずーーっと君臨してて




気がつくと自分を責めたり、


不安にさせたり、


負の暗示をかけたり、


不吉な未来を予言したりする!!



ということって


結構よくあるんですよね~ 





なんでそんなことするのかって、



心の中のパワハラ上司は


「それが正しいと思っている」から、です。




そうすることで、


あなたを助けられる、


生き延びさせられる、


他の人に認められ愛される、


と 


無意識下で思っているから。


(これをインナーペアレントと呼ぶこともあります) 




それに対して


そんな上司と共に働く社員、働き手


(=心、仮にインナーチャイルドとします)のほうは



「助けてもらえなかったらこわい」


「生き延びられなかったらどうしよう」


「認められない自分はダメだ」


「愛されない、なんて辛すぎる」・・・



などなどの


不安や恐れがあるため 



パワハラ上司は嫌だけど、


不安だし怖いから、NOって言えない 


自分は、そういわれて当然だと思ってる


そして


どんどん言いたい放題にさせてしまう・・・ 




そんなことが、


心の中で起きているのかもしれません。



 


つらいですよね。





そんなことが続けばいつか、


社員たち(=心)は


元気があれば暴動を起こすか、


エネルギーを失って倒れてしまうかもしれません。 



あるいは 


あっちの会社、のびのびしてていいなあ~と


他の人の自由度をうらやんだり 



上司のコントロールが辛すぎて、


他の人をコントロールしたくなっちゃったり 



なんて不本意なことが起きるケースも。






心の中のパワハラ上司に改心してもらって


ホワイト上司になってもらうには、



まず、「心の中にパワハラ上司がいる」


「心の中で、パワハラが起きている」と


認識すること。



一体化しすぎていたり、


慣れすぎていると、


わからないものですものね。




そして


社員(心・仮にインナーチャイルド)の声を


ゆったりと呼吸でもしながら


聴いててあげることが大事。  



 


「パワハラされるとつらい」


「ダメ出しされるとへこむ」


「不安な未来を予想して脅さないで」


「安心したい」


「休みたい」


「本当は、これしたくない」


「本当は、ああなりたい!」 




そんな心の本音を汲んで


何度でも、気持ちをわかってあげると



「はっ、そうだった、ごめん」


「大事にできていなかった」 と



パワハラ上司が少しずつ、


態度をやわらげ、改めるきっかけをつくれます。



パワハラ上司だって、


ただ気がついてないだけだったり


あなたのために、


正しいことをしたいってだけの


あなたの一部(=思考)なのだから。 



そして


「そんなのやって当たり前でしょ」


なんていわず 



「今日も、料理してえらい」


「今日も、出勤してすごい」


「たくさん身体休めて、エネルギーチャージした」


「自分の感情に気がつけてまた進歩!」


「失敗したけど経験が増えた」



なんて、「ある」「できてる」を


きちんとみてあげ


そのとき感じる気持ちを確認すると 


よりいいかもしれません。



ほっとしたり、うれしかったら


「ホワイト上司」といい関係になれてきた証。





ただ、



パワハラが長年の癖だったりしたら


一度や二度


やったくらいでは変わらないかもしれない。 




それでも、



「本当はパワハラ嫌だ」と


自分が気づいてあげて


自分に対して表明し


一回二回でも意識や行動を変えることは 


変容の大きな第一歩です。 




もともと


心のパワハラ上司の力が強い方って、


努力家だったり


とてもきちんとされてたり


真面目に物事に取り組める方が多い印象。




その努力のパワーを


地道に地道に、


ホワイト上司を育成する力に使うことだって


可能なんですよね。  




この夏、


のびのびした上司のもとで 


のびのびと社員がふるまえたら 


もっとパフォーマンスがあがったり、


より自分らしい方向性がみえるかも。 




そうしたら、


上司や社員という上下関係ではない



対等な、


協同して事に当たれる、



あるいはもしかしたら 



社員だと思っていた心やインナーチャイルドが


社長として「会社全体(=自分自身)」を


リードしていくような、



「思考・理性」と


「心・感性・感情」の


最強パートナーシップが作れるかもしれませんね。 




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