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  • 執筆者の写真Aarteeni

無自覚な自分批判をやめる

「自分を責めない・批判しない」。





多分


心のことに興味がある人にとっては


どこかで一度は


目にしたことがあるフレーズじゃないか


と思います。





でも、


「知っている」と「できる」には、


とても遠い距離があるように





知っててもできない、


あるいは


できてても無自覚にやってる時がある、


という事も


多いんじゃないかな、


と思うんです。











・・・って





人ごとのように書いてますが、


なにを隠そう、


わたしがそうでした!!





ついこのあいだ、


この自責・自分への批判に関しての


自分の無自覚っぷりに


びっくりしたのです!





もともとわたしは


ナチュラルに自責する傾向があって


なにかあると


「あら?


わたしなんかしたかな?」とか


すぐ思っちゃうタイプでした。





インナーチャイルド視点でいうと


インナーペアレントが厳しくて


チャイルドが委縮していた、


ともいえるし(こちらもご参照ください)





最近よく聞く


「女性性と男性性」視点でいうと


低次の女性性(アワ)が


あらわれている感じ。





それをどうにかこうにか数年かけて


軌道修正してきた感じなんですが


(そしてその旅の途中でもあります。)。





言語化できない、


無意識レベルでついついまだ


やってしまってたんですね~。





それはある講座のワークに取り組み、


自分の「日常の習慣」について


思いめぐらせていた時のこと。





その「習慣」の根っこにある


自分のこころに気が付いた時、





「あーそっか~・・・」


と思ったんですよね。








言葉や意識としては、


「あーそっか」。





特に激しい嫌悪感とか、


恥や攻撃の感覚とか


はっきりした感情を


ともなったわけじゃなく


「はあ・・・なるほど」


くらいな感じです。





でも、体感覚としては


「どよーん」


としたのです。





なんというか、胸が重くなる感じ。








それは講座のワークだったので


言語化しないといけなかったため





「このどんより感はなんだ?」


「しいていうなら、


”がっかり・残念”とか 


”情けないなあ”って感じかな?」


と考えて





そこでようやく


「なんとなく自分を残念に思った」と


言語化したんですが。





あとになって考えると


これって


自分のあたまの中で自分自身のことを





「あなたって、残念だよね…」


「あなたって、情けないよね…」





という目で見ていることと


同じじゃーん!!


と思ったんです。





言語化できない、つまり


具体的に口には出さないし


言葉としてあたまに浮かぶわけでもないけど、


その習慣を持つ自分を


一瞬のうちに、


無自覚に、





(…カッコわるーい…)


(…なさけなーい…)と





ジャッジしていたわけです!





そりゃあ、どんよりもするわ!!








いくらあたまで、


「自分を批判したり責めるのやめる!」と決め


脳内会話レベル、


言語レベルではだいぶやらなくなっても





からだ・無意識領域は


「どんより」という


シグナルを発して


教えてくれたんですね。





「今、またわたしを批判したよ!」って。





からだって、


正直で、わかりやすく


ありがたいですね。











そういうこと、ありませんか。








もっと幸せになりたくて


人生を良くしたくて


自分らしく生きたくて


自分と向き合ったのに、





苦しくなったり


元気なくしたり


なんとなくやりたくないなあ、


と思ったり





こんなことしなくたって


生きていけるから、


まあいいんじゃない?


なんて感じたりすること。








それはもしかしたら


向き合うこと自体が嫌、


というより





向き合うことで


しらない自分が見えた時


その自分の一部を


なにかしらジャッジしてしまって


「傷つくのが嫌」


「傷ついてエネルギーダウンしてしまうのが嫌」


「自分がさらに嫌いになるから嫌」


となっているパターンも


あるのかもしれません。








ほんとうは、


知らない自分が見えても


ただ「そうである」という事実があるだけ


なんですけどね。





ついつい、


自分の基準、世界観


あるいは


自分にとりこんでしまった他人(社会)の基準で


ジャッジして批判したり責めたりして


しまうこと、ありますよね。








そんなときは、


「でも、こんな自分を見つけられるって


成長じゃない?」


「勇気だせてエライよね!」


「またひとつ自分を統合できた!」など、


なんでもいいのですが





自分を励ましたり、


行動をほめたりすると


からだや「どんより感」が


いい感じに


変化することに気づくかもしれません。





胸がすっと軽くなったり


ほっとした


あたたかくなったり、と


「快」の変化が身体で感じられたら


エネルギーも気持ちも


回復しているはず。





からだが嫌なシグナルを


出していることに気づけたら


からだが機嫌を直す言葉を


ためしにかけてみる。





結果がすぐからだの反応でわかるので、


おすすめです。





言葉じゃなくても、


自分が嬉しくなる行動


(美味しいものをたべるとか、


素敵な服を着るとか)


をしてあげてもいいですよね。





機嫌がなおれば、


またエネルギーが戻って


やる気がでたり


新しいことがわかったり


「自分の見方ひとつで


自分を不幸にも、幸せにもできる」


と体感として気づける


かもしれません。








自分に向ける思考や智恵って、


自分を批判したり、


責めたり、


抑圧したりすることに使うより





自分をご機嫌にしたり


幸せにしたり、


自由にしたり、


望みを叶える方向で


使っていきたいですよね。





先ほどの「女性性・男性性」の視点でいうと


男性性(=思考や理性など)のエネルギーって


本来そうであるようですしね。





わたしももっともっと、そう使おう!





そう宣言すると、


こころもからだも、


いっそう喜んで


またエネルギーアップしているような


感じがします



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