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執筆者の写真Aarteeni

「私レベルの辛さでセッション受けていいんですか?」


セッションにお越しくださった方が

たまにこんなお気持ちを

伝えてくださることがあります。




「世の中には、もっとひどい虐待を受けた人がいるじゃないですか。

私なんかのレベルで辛いなんて言っちゃいけないんですけど…」



「習い事もさせてもらったし

大学にも行かせてもらって恵まれてた。

でもしんどいなんて

悲劇のヒロインぶってる感じでイヤなんですけど…」



もしかしたら

これをお読みのあなたも


こんな風に誰かと比べて

ご自身のつらさを過小評価して

「これくらいガマンすべき」

と思うことが

あるかもしれません。





でもですね、


つらさって

出来事の大小ではかれるものじゃありません。





「虐待を受けたから、つらかったと言っていい。

虐待ほどじゃないから、つらかったと言っちゃダメ。」






そんなわけ、あるはずないですよね。






「でも、もっとひどい体験をした人がいるのに

明るく前向きな人もいる。

この程度で傷つくなんて、私が弱いんだ」





あなたはその人とまったく同じ感受性を持って、

その人としてその人生を生きたことありますか?



ないですよね。





そうなんです、


あなたのその肉体と感受性を持って生まれ、


あなたのご両親を親として、


あなたの過ごした環境の中で幼少期を生きてきて、


その後あなたの友人知人関係の中で、


あなた独自の課題を乗り越えながら、


あなたの人生を歩んできた人って



当然ながら

世界であなた一人しかいないんです。



そのあなたが

「つらい」と感じたその出来事や気持ちを


どうやって

他の人と比べたらいいんですかって話なんですよ。





みんなそれぞれ独自の感受体を持って生まれ


それに響くものも

経験してきたことも

ひとりひとりみんな違うんです。



みんな違うからこそ



自分がどれくらいイヤな思いをしたか、


泣きたかったか、


絶望したか、


ムカついて暴力的な気持ちをもったか、


自分じゃないとわからない。




いえ、


自分でさえも

全部はわかり切れないものかもしれません。



でも

できるだけ



私だけはこの私が感じたことをわかってあげよう、

私の身に起きたことを理解しよう、



「つらかった」「イヤだった」など

ホンネで感じたことを

尊重していこう、



自分に向き合っていくのが


「自分を愛する」とか、

「自分軸を大事にする」とか、

「自己肯定感を育む」

「自分を生きる」ことへの


道のひとつなんじゃないですかね。





それらを自分で認めてあげることができないと


代わりに他の誰かに昇華されない気持ちをぶつけてしまったり


人間関係のささいなトラブルという「現象」が起きてしまう場合もあります。





身近なパートナーや

友人知人、

ご自身の子ども、


あるいは遠く離れたSNS上の誰かに



なぜかイライラしたり、

発言にムッとしたり、


言い負かしてしまいたくなったり、

コントロールしたくなったり、


同じようなことで何度も傷ついたり、


過剰に依存したくなったり、

承認欲求を満たしてもらいたくなったり、



たとえば父親が怖かったのと同じように恐怖を感じたり


母親に愛されるためのパターン

(しっかり者とか、なぐさめ役とか)を

他の場でも同じように過剰に踏襲したり、


あるいは体調不良や身近な人とのトラブルが発生しがちだったり。



そんなことが起こるかもしれません。




そんなサインを出すくらい、

自分は自分に認めてほしい。

自分は自分に愛されたいんです。




そんなサインが気になるな、と感じたら


自分を癒し、

違うセルフイメージやパターンを

身に着けるチャンスかもしれません。


そんな時に使っていただけるのが、セラピーです。

(こういったケースは、主にインナーチャイルドセラピーがおすすすめ)




セラピーは、

特別にすごく傷ついた人だけが受けるものって訳じゃない。



自分の人生を、

自分の気持ちを、

起きた出来事を、


まるごと受け止めたい。


そんな自己受容を進めていく中で

自分本来の魅力や力をのびのび発揮したい。


自分をもっとわかってあげて、

よりよく生きていきたい。


もっと、自分を愛してみたい。




そう思う人に、とてもおすすめの「体験」です。



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