top of page
  • 執筆者の写真Aarteeni

インナーチャイルドを癒すとどうなるか?(クライアントさまの変化から)



「インナーチャイルドは自分なりに癒してきました」

「でもこの際、しっかりセラピーも受けようと思って…!」


そうおっしゃる方も多くいらっしゃいます。



「自分を癒したい」

「変わりたい」


というお気持ちがあることが

ご自身の変容にはなにより

大切だと思っていますので


ご自身で癒す取り組みをされるのは

とってもすばらしいこと。




でも、

人の手をかりることもメリット大。


時短になったり

癒しの深度が深まって


日常でも

「ああ、わたし変わったなあ」と

実感できるのでおススメです。






Aarteeniでは

ヒプノセラピー(催眠退行療法)を使って

インナーチャイルドを癒すサポートをしています。


インナーチャイルドを癒すとどうなるのか、

どのような効果が期待できるのか。



ざっくりいうと

「過去や誰かの生き方にとらわれず

自分をありのままに大事に生きることができる」


ってことなんですが


クライアントさまのセラピー後の変化等をふまえて

具体的に、5つにまとめてみました。




 

目次


 





1.ネガティブな感情に振り回されにくくなる


不安、

恐れ、

怒り、

悲しみ、

罪悪感、

無力感、

羞恥心・・・


「ネガティブ」と言われる

これらの気持ちを感じることは

人として自然なことですよね。



けれど



子どもの頃に

何かしらの事情で


これらの感情を感じることを禁止してしまう


ことがあります。



感じることが耐えられなかったり


感じることが生きることの邪魔になったり、


感じる自分は「弱い」「恥ずかしい」というジャッジを採用したり



いろんな理由で

感情を抑圧してしまうことがあるのです。



けれど感情はあなたの一部です。




感情は

抑圧されればされるほど

ふとした瞬間に顔をだしたくなります。



ささいなことでイライラしたり

恐れや不安を感じやすくなったり

すぐに涙がでたり。


そしてそれを隠すために

自分自身や家族を

さらに強くコントロールしたくなったり・・・



あなたの一部を否定し抑圧しているということは、

自分自身を否定し抑圧していることと同じです。



基本的に成長したい魂にとって

自分自身の否定・抑圧は

不自然なこと。



本来の自然な自分の姿に戻ろうとするその力は


イライラや不安定な感情をもって

「ここに抑圧や否定があるよ」と

サインをくれているのですね。



インナーチャイルドを癒す目的は

この「感情を癒す」こともプロセスのひとつ。


感情の存在を認めて

感じなおしたり受容したりすることで


「感情のエネルギーが大きすぎて

コントロールできない」


「感情に振り回されてつらい」


といったことが軽減されます。


そのことが、

穏やかで安心した毎日へとつながりやすくなります。





2.自己肯定感が高まる



自己肯定感とは、


自分はこれでいい

ありのままの自分でOK


と自分を肯定的に感じられる感覚です。



Aarteeniにお越しくださる方は

基本的にみなさん、

自分を顧みる力の高い優しい方が多いんですよ。



そんな方の思考のクセとして多いのが


「自分に何か落ち度があったのでは」

「自分がもっとこうしていればよかったのでは」


等と問題の原因を自分に求めるもの。




それはもしかしたら


子どもの力では

どうにもできなかった現実や


親や周りの誰かから否定されたり

バカにされたり、

怒られたことに

心を痛めた結果


又は逆に

親と良好な関係だったからこそ

もっと愛されたいと願った結果


つくりだした

「自責のクセ」

「自己否定のクセ」

なのかもしれません。




インナーチャイルドを癒す過程では

まず、そんな


どうにもできなかった、

つらかった、

残念だったり

悲しかったり

恥ずかしかったり

もっと愛されたいと感じた感情を

受容することが

大きなポイントになります。



感情の「自己受容」です。




先ほど

感情は自分の一部と書きましたが


その感情を否定することは

自己否定の感覚を強めます。



自分の感じた感情や

言いたかった言い分、

本当はこうしたかったのに、

という本音などを


否定やジャッジなく

ありのまま受け止めることは


「ありのままの自分でOKである」

という自己肯定感の土台になるのです。



ありのままの過去を認め受容する、

自己受容という心の土台を築いたうえで


今やこれからの

自分の感情や感覚

自分の欲求

やりたいことなどを


「これでよい」と

肯定できる大人の思考へ書き換えていくことで


自己肯定感を高め

自分に対する感覚をより「よいもの」へと

変えていくことができます。



それは

身近な家族に対する理解や肯定にもつながり

結果として

家族関係や人間関係が良くなる場合も多いです。





3.人間関係がラクになる


2.の続きですが

自分を肯定できると相手も肯定でき

そのことが人間関係の改善に

つながります。


さらに


現家族で培った

苦しい人間関係のパターン


たとえば


いつもいい子でいる

いつも道化役になる

いつもケアしたり励ます役になる

犠牲的になる

力を発揮せず目立たないでいる


などから脱することで


人といても自然体の自分で

過ごせるようになります。


また


親か家族への癒されない気持ちがあると

それを他の人へ投影してしまい


「いつも傷つけられる」

「誰もわかってくれない」

「いつも迷惑をかけられる」

「つい攻撃的になってしまう」

「きっと裏切られるから先に縁を切る」


なんていう

不本意な行動に出てしまうことがあります。



親や家族に向けたかった気持ちを

自分でしっかり受け止め

癒していくことで


目の前の身近な大事な人を

ありのままの姿で

(親の投影ではない姿で)

認めることができる。


そのことが

今のパートナーシップや

ご自身のお子さんとの関係に

よい影響をもたらすことも期待できます。




4.先祖代々の負の連鎖を止める



「なぜ、母と似た人生を歩んでしまうんだろう」

「父を嫌っていたのに同じことをしている」

「おばあちゃんやお母さんを反面教師にしていたのに」


そうおっしゃる方も多いです。



顕在意識でどんなに

「こうはなるまい」と考えていても


子どもの頃に感じた感情が

未完了であることで

似たような人間関係を繰り返してしまったり


知らず知らずに

親と同じ信念や思考や行動パターンを

採用し続けていたりすることで


「こうはなりたくない」と

感じていた誰かと

似たような経験をしてしまう・・・



そういった世代間連鎖は

ご本人にとっては不本意でつらいことですが

意外と多いことです。




ただ、


親御さんや

そのまた上の世代の女性とは違う時代である

この「現在」を生き、


インナーチャイルドや

心のことに興味を持った、


ということは



その連鎖を断ち切って

自分らしい人生を選択することができる人


だとわたしは感じています。




子どもの頃に感じた

さまざまな感情を受け止め


自分を苦しめる信念やセルフイメージが

どうしてできたのかという背景や事情を

自分自身でわかってあげる。



そういった、

自分の心に関する「知性」が


脈々と受け継がれてきた

自分を幸せにしないパターンを


変えることができる。




実際に

セラピーを受けられた30代~50代の方は

ご自身を癒した結果として


そのような家系の

「もう断ち切った方がよいパターン」を

断ち切る役割をされた方が

非常に多いです。



少々スピリチュアルな話ですが


わたしは

そういったお役目をされる方は

「チャレンジングな、勇敢な魂の方」

だなあ、と感じています。


だって、

何十年何百年と続いてきたエネルギーを

刷新するって

並みの精神力じゃできないですから。



「お母さんやおばあちゃんと

同じことをしてしまっている」

「もう繰り返したくない」


そう感じたあなたも

チャレンジングな魂の持ち主なのかもしれません。





5.やりたいことを叶えられる自分になる


感情を抑えたりコントロールするにも

エネルギーが要ります。


感情に振り回されることがなくなると

そのエネルギーは

「やりたいこと」

「心からの望み」を受け止めるエネルギーに

転換することができます。



そして

自分はこれでOKという

自己肯定感が育っていると


「自分にはそんなこと無理」

「できるはずがない」


というジャッジも軽減され


「仮に失敗してもOK」

「どう転んでもいい経験」


という自由な感覚で

やりたいことにチャレンジできるようになります。



「望みの受容」と

「制限の解放」です。



これらが

自分が幸せだと感じる道を選ぶ生き方、

自分軸で生きる人生への

後押しになります。



ちなみに

Aarteeniにお越しくださる方は

対人援助職や

人をケアしたり癒したりする

お仕事の方も多いのですが


そういった方が

ご自身のインナーチャイルドを癒すことは

とても大切だとわたしは感じます。


癒えていないまま援助やケアをしようとすると


相手との境界線を間違えてしまったり

承認欲求を相手に満たしてもらおうとしてしまうことが

ままあるからです。



わたし自身の自戒もこめて

「まずは自分の心から」。



インナーチャイルドを癒すことは

自分自身を受容・肯定し

自分自身と平和的な関係をつくりながら

周りの人とも調和し

望む人生を生きる


その心の土台となるパワフルなことだと

わたしは感じます。




(おまけ)自己実現できる・使命を生きられるようになる



インナーチャイルドが癒されたら

即、

使命がわかりますよ!

自己実現できますよ!


なんて言うつもりは全くありません。



けれど



やりたいことを自分に許可し続けたり

望みをひとつずつ許容していったり、


歩みが停滞するならまた

インナーチャイルドを癒したり、


そんな自分を

「いいね」と肯定して育んでいったり、


という連続のその先に



ああ、生きててよかったなあ

これをやるために生きているかもなあ


と心から感じられるような何かができることは

多いと感じます。



なぜなら


インナーチャイルドを癒し

それと日々つながって生きることは

内側から湧きでる本音や感情や感覚を

尊重して生きることだからです。



使命って、

なにも壮大なものではなく

その命をこの世でどうやって使っていくのかを

問われるもの。


それは

自分の内から感じられる喜びや

「これだ」という感覚に

ついていってみることや

そうすることを自分で決めること


そのプロセスの中で

見えてくるのではないかと

わたしは考えます。



使命を生きたい、

自己実現したい、

でもどうしていいやら、と思う方は


自己否定や恐れの気持ちから

あたまで何かを探すよりは


自分はこれでいいんだ、という

自他への愛のある状態で

湧き出る望みにしたがったほうが

いいのでは、と感じます。


そのほうが

自分の命を大事にしながら

世の中のためにも使っている、


という感じが

わたしはするんですよね。




以上5つにまとめてみた、

インナーチャイルドを癒すメリットです。


もちろん細かくいえばほかにも挙げられますが

自分を愛すること、

自分を幸せに生きることのベース部分のひとつが

インナーチャイルドを癒すことだと

感じます。



過去や誰かの生き方にとらわれず

自分の命を愛し生きることは


他の誰かも同じように

大事にすることのできる

愛のある生き方だとわたしは思います。



セラピーを受けてみたい

詳しく知りたい方は

こちら


セラピー・セッションは

東京八王子の女性専用サロンにて

ご予約お待ちしております。






Comentários


Os comentários foram desativados.
bottom of page