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  • 執筆者の写真Aarteeni

「もしかしたら私はヤングケアラーだったかも?」と思うあなたに(ヤングケアラーのその後)


自分を癒す時間を

noteでこちらの記事を更新しました!

ヤングケアラーとは

本来大人が担うような

家事や家族の世話を

障がいや病気のある家族に代わり

日常的に行っている子どものこと。

「それは私のことだな」と思う方も


「物理的な労働はさほどしてないけど、

大人のケアを子どもの自分が担ってたな」


と感じる方も


「わかるわかる」

「そんな風に思ったこと、私もあった」と

頷ける漫画かもしれません。





癒しのティータイム

大人になってから気づく、「わたしってヤングケアラーだった?」



サロンにお越しくださる方は

20~60代の、

すでに「大人」の女性がほとんどなのですが


子どもの当時は

「ヤングケアラー」なんて言葉もなく

その認識もなかったけど


実は自分もそうだったかもな、

家族のケアを担っていたな、


と大人になってから気づいた方も

結構いらっしゃいます。



実は、

わたし自身も

父親が統合失調症を患っていたため

家族のケアは日常でしたが


昭和の子ども時代ですから当然、

そんな概念は知らずのまま。



大人になって

ここ数年話題になってきてから

気づいたという方も

多いのですよね。





たとえば


祖父祖母の介護をしていた


ご家族の誰かが障害を持っていて

当然のように心身のお世話をしていた


日常的に家事の負担を主に担っていた


アルコール依存・精神疾患の親がいて

感情のケアを日常にしていた・・・




そのような家庭環境で

子ども時代を過ごしていた方は、


子どもらしい本能や感覚より

他者の世話に意識を向けなくてはいけないため


自分よりも、

他者の欲求を大事にしがちです。




それは、

もちろん悪い事ばかりではありません。



それが、

ご自身の長所として

生きる場合もあるでしょう。



思いやりや優しさ、

よく気のつく気配り、

家事能力やケア能力の高さ、


そういったところを

周りからも認められ、

ご自身でも誇りに思っていた方も

いらっしゃるかもしれません。




けれども。



「家族のケアをしていたことで

いま現在もなんらかの生きづらさがある」


という、

あなた自身の今現在の状態に気づけているなら



自分のケアをする時期に入ったのだと

わたしは思います。





元ヤングケアラーがかかえがちな心



自分の欲求をどうも抑えがちになってしまう。


他人の感情がとても気になってしまう。


それによって、ガマンばかりしている気がする。


「自分軸」がなくて他人に振りまわれている気がする。


楽しみや幸せを感じるのがうしろめたい。


世話が必要なパートナーや義理家族のケアがつらい。


ケアがうまくできなかった罪悪感がある。


自分の価値を、

他人の世話をすることだけに見出してしまう。


アダルトチルドレン(AC)かもしれない。


家族や他人のふるまいが気になって仕方ない。


人との境界線がよくわからない。


共依存といわれたことがある。




そんなふうに

「こんなわたしって、どうなのかな」と

自分のことが気になっているなら


自分にフォーカスして

自分をもっと大事にする人生にシフトする

チャンスなのかもしれません。




わたし、常々思うのですが


子ども時代に

そんな環境を生き延びた方って


とてつもなく強いのですよ。


たとえ今、

心身弱ってしまっていたとしても。



だから、

自分で自分をもっと生きやすい方に導いてあげることは

当然できます。

そういう力があるんです。



人生の前半で

誰かのお世話をしなくてはいけなかったのなら


今はぜひ、

自分をいたわる時間をたっぷりと

とってあげてほしい。



あなたが大事にしてきたご家族と等しく

あなたの命を生かすことも大事。



自分をケアして

もっと、自分をいかしてあげたいですね。




ヤングケアラーだったかもしれないご自身を

癒したい時には


セラピーは

東京八王子の女性専用サロンにて。





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