どんな道のりもベスト
ひどく暑かった8月!
この夏、いかがお過ごしでしたか。
旅行などに出かけられた方も
いっぱいいらっしゃるでしょうね~。
わたしはこの8月、
実母の入退院(すっかり元気です)があったり
あと何しろ暑すぎたのでね~。
暑いの、苦手なんですよね…
秋ごろ遠出を楽しみたいなあと思ってます。
旅の好みって本当にそれぞれ。
海で泳ぎたい方
山や森に行きたい方
アートに触れたい方
ショッピング派の方
断然キャンプが良い方
くつろげるホテルでゆっくり過ごしたい方…。
旅ひとつでも
いろんな
「好き」
「バイオリズム」
「ライフステージ」が
あらわれる気がします。
時期や好み、
体調などにあわせて、
こころとからだが
うきうきしたり
ほぐれたり
満たされたりすることを
選んでいるような。
インナーチャイルドセラピー(ヒプノセラピー)も
似たような感じです。
たまに、
「傷ついたインナーチャイルドを癒すためには
傷ついたつらい記憶を
思いださないといけないんですよね?」
というご質問をいただくことがあるのですが
「旅はこうでなきゃ」
という決まりがないように
「つらい記憶にぜったい戻らないといけない」
ということはまったくありません。
インナーチャイルドセラピー(ヒプノセラピー)は
「あなたの潜在意識にお任せ」な
面があります。
意識全体の90%を占めると言われる潜在意識。
10%の顕在意識を使って
セラピーの前にふたりで
「一応ここを目標にしましょうか」と
設定しても
「実際どこに行くか」
「今回何を感じたり、見つけたりしたいか」
「何を持って帰りたいか」などは
その時点での
心のプロセスなどによって
意図したのと違うものになることもあります。
「今の時点での、このセラピーの中のベストルート」を
大いなる叡智が導いてくれる感じ。
その叡智って、あなたの潜在意識のことです。
実際に
1回目で、すぐつらい記憶にアクセスして
みずからを癒される方もいらっしゃれば
愛された記憶や
幸せな思い出、
力強く賢い自分、
いきいきしてた時代の姿、
楽しい夢のようなイメージ、
あるいは
ハイヤーセルフにアクセスしたり
前世の自分を確認することなどを
「目的地へ向かうプロセスのひとつ」
として辿る方も
沢山いらっしゃいます。
それを思いだしたり心に描くことが
今の時点でのベストだったり
いくつかある目的地までの階段の
ステップのひとつとして
必要だったりするのでしょうね。
心の中の豊かなたからものを集めて
一層パワフルになって
次のステージに行くような感じ。
なので
受けられる方もわたしも
畏敬の念をもってその
いちプロセスを味わいます。
「え、ここですか(呆然)」
となる方もいらっしゃいますが
こころや魂的には
今回は、それが最善なんだろうなあと
わたしは受け止めています。
10%の顕在意識で
「今日どうしてもここへ」と強いることは
かえって自然な何かを損なうことになるのかも。
「ヒプノじゃないほうがいいかも…」
という感覚なども
そういう意味で、
ベストルートなのかもしれません。
ゲシュタルト療法など
別のワークにトライされて
ご自身の中から
たからものを見つけてくださったり
またはアクセスバーズやレイキなど
身体からのアプローチに切り替えて
ケアを続けていらっしゃる方も。
あなたが
自分の中のなにかとつながりを持てて
みずから癒しや
気づきや
ほっとほぐれる感覚を得られて
その結果
より一層自分らしく幸せに生きられば
その道のり、ルートは
なんでもOK!です。
心の「旅」を楽しむみたいに。
「つらい記憶を今は思い出したくない」のにも
理由がありますよね。
単純に好みの問題もあるでしょうし
やっとかさぶたになった傷口を
ゴリゴリさわると痛いので
防衛しようとする働きが出ても当然です。
でも、
自然治癒力を上げていったら
だんだんかさぶたもとれていきます。
気になるところを
今すぐ、ストレートに、強く、
触れなくても
みずからを癒す自然な道のりや
無理ないプロセスに沿っていけば
おのずと楽になったり
向き合う準備ができていく
そんな頼もしい大きな力を
こころやからだは持っているんでしょうね。
自分の潜在意識が提案してくれる
思いがけない豊かなルートの「癒しの旅」を
ひとつずつ気楽に楽しむのも、
いいかもしれないですね。
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