top of page
  • 執筆者の写真Aarteeni

「本当は私だって…」をキャッチする

はじめはささいなことだったけど


精神的、環境的にどんどん追いつめられて


とあることに向き合うしかないような、


そんな出来事が起きることってありますよね。



とあることとは、たとえば


「嫌なことを嫌だと表現する」とか


「怖いけど自分の弱さを見つめる」とか


「未消化で終わっている過去の感情を昇華させる」、


「不安だけど行動を起こす」


「感情に向き合う」


「思い込みを手放す」等々、



今まで避けてきたけど


自分にとってはとても大事なこと、


向き合ったほうがより自分らしく生きられる、


そんなことかもしれないです。



それは今まで避けてきたわけですから、


向き合うとザワザワしますよね。



できることなら、


今回も避けたい!と思うかもしれません。



でも、そこまでザワザワを感じるなら


「もうこの辺で向き合ったほうがいいよ」


というサインなのかもしれないです。



そこを我慢したり、回避すると


まるで


「あれ、まだ気が付かないの?」


「じゃあもっと大きなサインにするか」と


言われているみたいに


さらに大きな出来事に発展する場合もありますし。




わたしも、


そんな風に大きく発展させてしまったこと、


いっぱいあったなあ。




たとえば、過去には


夫との経済的な価値観が合わずに


どんどん状況が悪化していったりしたことも。




その当時(10年以上前)、


わたしの目に夫は


「無駄使いばかりする人」として


映っていました。


はじめは気にならなかった程度でしたが


どんどん目に付くようになって。



「どうしてこの人はこんなに


湯水のようにお金を使うんだろう!」って


ものすごーくイライラして、


使い道にピリピリしていたんですが、



そのイライラするわたしの心の中をよく見てみると


「そんなに夫が使うから、


私は我慢しなければいけないじゃない!」って


思っていたんですよねええええ‥‥‥‥




(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)


つらい!つらすぎる!!



もちろん


お金の使い方を制限することは


誰でも大なり小なりあるかもしれませんが



わたしの場合は、


子どもの頃に潜在意識に植え込んだ


「欲しいものを欲しいと言ったら迷惑がかかる(愛されない)」


「だから我慢しなければならない」


「我慢をしないでいると、罪悪感を覚える」


という


強固な思い込みとそれに伴う感情があったゆえの


出来事だったのです。



大人になってもそれ、持ち続けていたんですよね。



でも


その思い込みや抑圧した気持ちに向き合い手放さないと


わたしはきっと自分らしく生きられない、


苦しい、と


深いところ(潜在意識)で感じていたんでしょう。



あたりまえですよね、


自分の本心からの望みに蓋をして


外側に適応だけしていたら「自分らしさ」なんて


出てこられないですよね。



だからこそ


「夫が好きなようにお金を使いまくる」


「自分が罪悪感を持つようなことを普通にやる人がいる」


「それを見て(自分は我慢してるから)イライラする」


という、


抑圧した気持ちが投影されるような、


思い込みが揺さぶられるような状況があらわれた、


とも言えます。



一番身近な、内面をさらけ出しやすい夫が


自分の中の感情や、思い込みを気づかせる役を


買ってでてくれたようなものです。



夫婦や子ども、親、兄弟、親しい人って


そういう側面、ありますよねえ……


…………………。


まだまだある、数々の痛い思い出…




その後、わたしの場合は


イライラMaxになったところで


「わたしだって好きなことやりたい(怒)!」


という気持ちがあふれ



その怒りのエネルギーを原動力にして


ずっとやりたかったけどできなかったこと


(セラピーの手法を学ぶことなどなど)に


一歩踏み出し始めたのですが



夫の反応はというと


「へえー、いいんじゃない!?」


「やりなよ、楽しみだね」と、


応援してくれまして。



「えっ、なんだ、いいんだ…」と


罪悪感を持つこともなく拍子抜けしました。



「欲しいものを欲しいというと


迷惑をかけることになって、愛されない」


というわたしの思い込みは


本当に


「幼い心が創った思い込み」であって


かならずしも、


今は真実ではなかった、


大丈夫だった、と


体感した出来事でした。


(後日ヒプノセラピーで


この思い込みにアクセスしてみたら、


本当に些細な、


子ども時代に言われたことが


きっかけだったとわかり、


さらに手放せました)



しかも、そうし始めてから、


夫の無駄使い(に見える行動)も激減。


今ではもうほとんどありません。



「もう、強烈なサインは必要ないね」と


言わんばかりに終息したなあ、と


今振り返っても思います。


(そしてきっと、夫側の心の物語には


また別のことが起きていたと思います)




思い込みを手放せて状況もよくなり


「めでたしめでたし」な話ですけど


なにも怒りを原動力にしなきゃいけないほど


我慢をし続けなくても


本当はよかったんだろうなあ、


とも思います。



モヤモヤするなあ、


なんか嫌な気がするなあ、


と感じた時に


心の中にある


「本当はわたしだって…」という


小さな望みをキャッチできれば、


そしてそれを自分で受け入れたり


感情をぶつけずに相手に伝えられたりしたら


きっともう少し早く


楽に、平和に、自由にできたかも。



今は、モヤっとしたら


「何が嫌なのか」


「どうしたかったのか」に


以前より早めに気づき


自分で受け止めたり伝えられるようになって


随分楽になりました。




けど、そうできなかったことがあるからこそ


こういった、


潜在意識に沈んだ気持ちや


思い込みを解放するサポートが


できてるとも言えるので



不快なことも、魂レベルでみたら


順調だったのかも・・・。




そういうことって、ありませんか。




今とてもそうは思えない!つらいだけ!


という方も


自分の思い込みや本来の望みがなんなのかを


感じてみたり


全部幸せの方に順調に進んでいるとしたら?と


心に問いかけてみると


何か展開があるかもしれない。



もしかしたら、素敵なギフトとなるような


大きな気付きがえられたり


いらないものを解放できたりも


するかもしれませんね。

bottom of page